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詰将棋の誕生 『詰むや詰まざるや』を読み解く

出版社名 平凡社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-582-46826-7
4-582-46826-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 318P 21cm

商品内容

要旨

詰将棋を「芸術」にした二大棋書、伊藤宗看『将棋無双』/伊藤看寿『将棋図巧』=『詰むや詰まざるや』は何を生み出したのか。くめども尽きぬ源泉の創造性を当代一の詰将棋作家が解き明かす。上田吉一氏との対話も収録。

目次

第1部 論考(取らず手筋をめぐって
『無双』89番をめぐって
『詰むや詰まざるや』を超えて)
第2部 上田吉一氏との対話(『無双』20番をめぐって
『図巧』2番をめぐって
『図巧』27番をめぐって
詰将棋のスタイルについて
詰将棋のオリジナリティとは何か)
補遺 湯村光造の打歩詰手筋研究

出版社・メーカーコメント

詰将棋史上燦然と輝く二大棋書『将棋無双』『将棋無双』。詰将棋が独自の世界を築くことになった名作を、現代の第一人者が読み解く。

著者紹介

若島 正 (ワカシマ タダシ)  
1952年、京都生まれ。詰将棋・チェスプロブレム作家、英米文学研究者。京都大学名誉教授、チェス・プロブレム専門誌「Problem Paradise」編集長。詰将棋の賞である塚田賞を7回、看寿賞を10回受賞。2004年に詰将棋解答選手権を創設。実行委員長を退いた2014年に同選手権で初優勝。指し将棋では赤旗名人戦優勝(1975年)、チェス・プロブレムでは国際チェス・プロブレム連盟から解答競技インターナショナル・マスターなどの実績がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)