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全訳戦争論 上

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-296-12021-5
4-296-12021-2
税込価格 3,960円
頁数・縦 430P 22cm
シリーズ名 全訳戦争論

商品内容

要旨

格段に読みやすい画期的全訳版。世界の軍事戦略のデファクトになっているのが、クラウゼヴィッツ『戦争論』だ。軍事論、国際関係論、戦略論を語るうえでのグローバルな常識になっている『戦争論』を理解することで、現代戦略論を理解する道が開かれる。本書は、これまで難解とされてきた『戦争論』の待望の新訳。既存の翻訳に比べて格段に読みやすい訳文で十分理解が進む。上巻では「第1篇 戦争の本質について」「第2篇 戦争の理論について」「第3篇 戦略一般について」「第4篇 戦闘」「第5篇 戦闘力」を収録。

目次

第1篇 戦争の本質について(戦争とは何か
戦争における目的と手段
軍事的天才
戦争における危険について
戦争における肉体的労苦について
戦争における情報
戦争における摩擦)第1篇の結論
第2篇 戦争の理論について(戦争術の区分
戦争の理論について
戦争術か戦争学か
準則重視主義
検証・批評
戦例について)
第3篇 戦略一般について(戦略
戦略の諸要素 ほか)
第4篇 戦闘(概説
今日の会戦の性格 ほか)
第5篇 戦闘力(概観
軍・戦場・戦役 ほか)

著者紹介

クラウゼヴィッツ,カール・フォン (クラウゼヴィッツ,カールフォン)   Clausewitz,Carl von
1780年生まれ。プロイセン(ドイツ)の軍人・軍事学者。早くから軍に入り、軍で教育を受けて頭角を現した。ナポレオンのフランス軍との戦いに従軍。捕虜となり、フランスに勝てるプロイセン軍とする決意を固めた。プロイセンがフランスと軍事同盟を結んだ時期には、ナポレオンの敵となったロシア軍に幕僚として加わり、参戦。その後、プロイセン軍に復帰し、陸軍大学校校長などを務めた。『戦争論』執筆中の1831年にコレラのため急逝(51歳)。最終階級は少将
加藤 秀治郎 (カトウ シュウジロウ)  
東洋大学名誉教授(専攻 政治学)、日本クラウゼヴィッツ学会理事。1949年生まれ。慶應義塾大学法学部卒、同大学院(法学博士)をへて、京都産業大学専任講師、助教授、教授、東洋大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)