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コンサルタントが毎日見ている経済データ30

日経文庫 A102

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-296-12024-6
4-296-12024-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 237P 18cm

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要旨

揺れ動く日本経済、世界経済の現状分析や先読みには、各国政府などが定期的に発表する経済指標(経済データ)が欠かせない。だが、数多くの種類があるデータの、どこを見れば、あるいは何を読み取れば、自らの業務や行動に結びつけられる的確な分析ができるのか、慣れていない人には難しいのではないだろうか。本書では、約40年のキャリアを持つ人気コンサルタントが、自身も日々チェックして仕事に活かしているという主要な経済指標を取り上げ、それらの定義や、相互に関連づけて深く読む方法を解説している。日本のGDPの伸びが鈍化しているのになぜ日経平均株価が過去最高値を更新したのか、日米のインフレの違いとは何か、中国の不動産不況と政治との関わりなどのテーマを、ダイジェストでは取り上げた。著者は株式会社小宮コンサルタンツ代表。十数社の非常勤取締役や監査役、顧問も務める。東京銀行(現・三菱UFJ銀行)、岡本アソシエイツ、日本福祉サービスなどを経て、1996年に小宮コンサルタンツを設立、現在に至る。ベストセラーを含む多数の著書がある。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年12月13日]

商品内容

要旨

経済指標(経済データ)を読む力は、ビジネスで成果を上げるうえで必須のスキルです。本書では、主要な経済指標を取り上げ、それらの定義や、関連づけて深く読む方法を解説します。著者は約40年、経営コンサルを続けながら、数多くのベストセラーを生み出してきた人気コンサルタントです。経済指標を日々チェックして仕事に活かしており、そのノウハウを存分に投入します。GDP、失業率など経済全体の指標、旅行取扱状況、粗鋼生産高、日経平均株価など個別業種や投資に関する指標を幅広くピックアップ。国内外のニュースを紹介しながら、実際の経済・社会の動きと連動した活きた指標の読み方を解説します。ビジネスパーソンは日本経済や世界経済の現状分析や先読みが可能となり、仕事のレベルを一段上げることができます。株や外貨投資などに取り組む個人投資家にも役立つ内容です。

目次

第1章 経済の本質が見える(「失業率」から見える日米欧の雇用慣行の違い
なぜ「GDP」が一番重要なのか ほか)
第2章 景気の先行きを読む(「日銀短観」から分かる景気の方向性
「景気動向指数」から先行きを予測する ほか)
第3章 個別業種から見る経済の流れ(旅行業界のコロナ禍からの回復―「旅行取扱状況」
円安で急回復する百貨店―「全国百貨店売上高」 ほか)
第4章 お金の動きを見る金融の指標(異常だった異次元緩和と「マネタリーベース」
マイナス金利の解除―「政策金利」から見える日本経済 ほか)
第5章 株式投資に役立つ指標(「NYダウ」と「日経平均株価」、どちらが有利か
株式投資で個人がプロに勝てるもの ほか)

著者紹介

小宮 一慶 (コミヤ カズヨシ)  
経営コンサルタント。株式会社小宮コンサルタンツ代表。十数社の非常勤取締役や監査役、顧問も務める。1957年、大阪府生まれ。81年に京都大学法学部卒業後、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。在職中の84年から2年間、米ダートマス大学タック経営大学院に留学、MBA取得。91年、岡本アソシエイツ取締役に転じ、国際コンサルティングにあたる。その間の93年初夏には、カンボジアPKOに国際選挙監視員として参加。94年からは、日本福祉サービス(現・セントケア・ホールディング)企画部長として在宅介護の問題に取り組む。96年に小宮コンサルタンツを設立し、現在に至る。2014年に名古屋大学経済学部客員教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)