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フランクル回想録 20世紀を生きて

新装版

出版社名 春秋社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-393-36579-3
4-393-36579-8
税込価格 2,530円
頁数・縦 221P 19cm
シリーズ名 フランクル回想録

商品内容

要旨

愛する者の死にうちひしがれながらも、生きる意味を求めつづけたフランクル博士の90年。『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』では語られなかった自らの生涯をユーモアに包んで綴った唯一の自伝。

目次

1 幼年、そして性格(両親
幼少時代 ほか)
2 精神医学への道(精神分析との対決
希望の職業―精神医学 ほか)
3 ナチス時代(「併合」
安楽死への抵抗 ほか)
4 “意味”へのたたかい(ウィーンへの帰還
著作活動について ほか)

出版社・メーカーコメント

意味のない苦しみはない愛する者の死にうちひしがれながらも、生きる意味を求め続けたヴィクトール・E・フランクル、90年の生涯。『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』では語らなかった自らの悲しみをもユーモアにつつんで綴った唯一の自伝。今でも覚えている、私は突然泣き出して、彼に言った。「パウル、こんなにたくさんのことがいっぺんに起こって、これほどの試練を受けるのには、何か意味があるはずだよね。僕には感じられるんだ。あたかも何かが僕を待っている。何かが僕に期待している、何かが僕から求めている、僕は何かのために運命づけられているとしか言いようがないんだ」(本書より)

著者紹介

山田 邦男 (ヤマダ クニオ)  
1941年、大阪市に生まれる。京都大学教育学部博士課程中退。大阪府立大学総合科学部教授を経て、同大学名誉教授。人間形成論・哲学的人間学専攻。『人間とは何か』、『それでも人生にイエスと言う』をはじめとしたフランクル・コレクションシリーズ(春秋社)の訳出等、フランクル思想の紹介に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)