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組織マネジメントにおけるメタ学習 予測困難な変化に適応する熟達のメカニズム

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-13-011152-2
4-13-011152-3
税込価格 6,380円
頁数・縦 288P 22cm

商品内容

要旨

マネジャーの日常を追うフィールド調査と、創造的問題解決の熟達の心理学実験から、環境調整や外的リソースとの相互作用がパフォーマンス向上に結びつく仕組みを明らかにする。今、求められるマネジャーは、優れた戦略家でもカリスマ的司令塔でもない?!無秩序な日常の中からこそ創発する適応的な学習の姿を、認知科学が描き出す。

目次

第1章 現代のマネジャーに求められる学習(背景としてのビジネス環境の変化
予測困難な変化が常態化する組織で求められる学習 ほか)
第2章 メタ学習のミニチュアとしての洞察の熟達(なぜミニチュア課題として洞察を選ぶか
洞察とその熟達をめぐる論争 ほか)
第3章 フィールドでのマネジャーのメタ学習(フィールド調査にあたって
調査の概要 ほか)
第4章 創発過程としてのメタ学習(本書の歩みを振り返る
メタ学習のメカニズム ほか)

著者紹介

横山 拓 (ヨコヤマ タク)  
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ユニバーシティサービスディベロップメント部部長。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、工務店、ITベンチャーを経て現職。2014年より鈴木宏昭研究室(青山学院大学)にて指導を受ける。青山学院大学大学院社会情報学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は認知科学(熟達、問題解決、創造)、経営学(組織行動、経営組織)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)