• 本

残月記

双葉文庫 お−49−01

出版社名 双葉社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-575-52805-3
4-575-52805-6
税込価格 935円
頁数・縦 492P 15cm

商品内容

要旨

月昂と呼ばれる感染症が広がり、人々を不安に陥れている近未来の日本。一党独裁政権が支配する社会で、感染した青年、冬芽は独裁者の歪んだ願望により、命を賭した闘いを強いられる。生き延びるため、愛を教えてくれた女のため、冬芽は挑み続ける(表題作)。「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力と卓越した筆力が構築した、かつて見たことのない物語世界。本屋大賞ノミネート、吉川英治文学新人賞&日本SF大賞W受賞という史上初の快挙を成し遂げた真の傑作。

出版社・メーカーコメント

「月昂」と呼ばれる感染症が広がり、人々を不安に陥れている近未来の日本。一党独裁政権が支配する社会で、感染者の青年・冬芽は独裁者の歪んだ願望により、命を賭した闘いを強いられる。生き延びるため、愛を教えてくれた女のため、冬芽は挑み続ける−−表題作。「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力と卓越した筆力が構築した、かつて見たことのない物語世界。本屋大賞ノミネート、吉川英治文学新人賞&日本SF大賞W受賞という史上初の快挙を成し遂げた真の傑作。

著者紹介

小田 雅久仁 (オダ マサクニ)  
1974年宮城県生まれ。関西大学法学部政治学科卒業。2009年『増大派に告ぐ』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。13年『本にだって雄と雌があります』で第3回Twitter文学賞国内編第1位。21年に刊行した本書『残月記』で本屋大賞ノミネート、第43回吉川英治文学新人賞と第43回日本SF大賞を史上初のW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)