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死刑制度を問う 仏教・浄土真宗の視点から

出版社名 春秋社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-393-33409-6
4-393-33409-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 192P 20cm

商品内容

要旨

「殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」日本の刑事司法の問題と倫理に迫る。浄土真宗本願寺派の前門主による、仏教者からの死刑制度論。

目次

序論 仏教・浄土真宗と死刑制度―「殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」
第1章 死刑制度とその問題点(死刑賛成論と反対論
人権について
日本の死刑制度の歴史 ほか)
第2章 日本の刑事司法の問題点(実態の隠蔽
執行責任者の曖昧さ
三審制 ほか)
第3章 宗教倫理からみた死刑制度(日本の刑罰と宗教の歴史
教誨師
倫理道徳観から 自己責任論 ほか)
付録 資料とその解釈

出版社・メーカーコメント

宗教界からも様々な声が挙がっている死刑制度。浄土真宗前門主が、死刑制度をめぐる社会と倫理の問題を整理し、そのあり方を問う。

著者紹介

大谷 光真 (オオタニ コウシン)  
1945年京都府生まれ。麻布高等学校卒業、東京大学文学部卒業、龍谷大学大学院修士課程修了、東京大学大学院修士課程修了。77年、浄土真宗本願寺派第24代門主に就任、2014年6月に退任。全日本仏教会会長を3期務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)