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分析者のための行動経済学入門 プロスペクト理論からナッジまで、人間行動を深く網羅的に解明する

出版社名 ソシム
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-8026-1492-4
4-8026-1492-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 383P 21cm

商品内容

要旨

なぜ、分析者にこそ「行動経済学の知見」が必須なのか?解像度の高いデータ分析には「人間行動の理解」が不可欠。そして、行動経済学は非合理な人間行動=思考のクセによって生じる予測可能な「体系的なズレ」これを分析するための学問だからです。“データ分析”という視点から主要理論を体系的に学べば、全てのデータは紐解けます。データの裏に潜む「人間らしさ」を見逃すな!

目次

分析者のための行動経済学 第1部 基礎知識(人間行動を読み解く行動経済学:分析者への導入
分析者に求められる行動経済学的思考:(1)因果分析
分析者に求められる行動経済学的思考:(2)経済モデル分析)
分析者のための行動経済学 第2部 考え方と実践(不確実性下の意思決定を分析:期待効用理論とプロスペクト理論
時間を通じた意思決定を分析:現在バイアスとコミットメント
他者を考慮した分析:社会的選好
体系的に誤る意思決定:限定合理性
ナッジ:洞察を活用して行動変容を後押しする
行動経済学的分析の応用事例:ビジネス・向社会的行動・向環境的行動)

著者紹介

黒川 博文 (クロカワ ヒロフミ)  
関西学院大学経済学部准教授。博士(経済学)。労働や健康などの様々な人間行動に対して、実験データならびに観察データを用いた行動経済学的な研究を行っている。行動経済学会奨励賞、兵庫県立大学研究活動特別賞など受賞。行動経済学会理事。2011.3関西学院大学経済学部卒業。2017.3大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)