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貧困・孤立からコモンズへ 子どもの未来を考える

出版社名 太郎次郎社エディタス
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-8118-0870-3
4-8118-0870-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 317P 19cm

商品内容

要旨

社会を覆う諦めと孤立からの再生。つながりを編みなおし、コモンズをつくりだす。各分野の研究者と支援のエキスパートたちが、「格差と貧困の15年」の課題を示し、いのちを支える取り組みを伝える。

目次

1部 5つの視点 子どもの貧困、15年の課題(貧困解消のために研究ができること
子ども・若者政策の課題と展望―こども基本法とこども大綱から
若者の困難と「全世代型社会保障」のゆくえ―セーフティネットをどう張るか
貧困問題と市場化がもたらすもの―子どもの学習・生活支援事業を中心に
「子どもの貧困」が照らしだす学校教育の貧困)
2部 5つのアプローチ いのちを支える場と支援(児童心理治療施設から見た「子ども・家族・社会」
コロナ禍以降のひとり親家庭
多様化する子どもの困難とスクールソーシャルワーク
外国につながりのある子どもの貧困と孤立
学習支援とケア―貧困対策としての学校の役割)
対談 ど真ん中にあるべきは、ひとりの子どもの命と権利―荘保共子×青砥恭
終章 子どもの貧困とローカル・コモンズ―分断と市場化を超えて

著者紹介

青砥 恭 (アオト ヤスシ)  
認定NPO法人さいたまユースサポートネット代表理事。1983年から埼玉県で県立高校教諭。その後、大学講師(教員養成、教育社会学)。2011年、さいたまユースサポートネットを設立。若者たちの居場所づくり、貧困層の学習支援、就労支援、地域のネットワークと拠点をつくる活動をおこなっている。2016年より「全国子どもの貧困・教育支援団体協議会」代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)