• 本

育つ幼児たち 子と親の関係を見直す

出版社名 金子書房
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-7608-2697-1
4-7608-2697-1
税込価格 2,310円
頁数・縦 156P 21cm

商品内容

要旨

子育てを親の自己責任とするのは正しいか。子どもは早い時期から自分にとって大切な人を選択して「愛情のネットワーク」をつくり、まわりの人とのかかわり方を変えながら発達しています。本書では、縦断研究という方法で子どもたちを3歳半から8歳まで継続して調査し、真の親の役割や子育てについて私たち市民にはどのような視点が必要かを提言しています。

目次

序章 子どもの発達と「親の自己責任説」―この問題をどう解くか
1章 人はなぜ人とつながるのか
2章 人と人がつながる仕組み―「愛情のネットワーク」の内容
3章 幼児の心の発達
4章 幼児が生活する環境と親のケア
5章 「愛情ネットワーク」に個人差が生まれる理由
6章 母親、父親、そして、子どもの「愛情ネットワーク」
終章 幼児の発達の理解、そして、その先へ

著者紹介

高橋 惠子 (タカハシ ケイコ)  
東京大学大学院教育学研究科修了(1968年)、教育学博士(1972年)。国立音楽大学、創価大学、聖心女子大学を経て、聖心女子大学名誉教授
柴田 玲子 (シバタ レイコ)  
聖心女子大学大学院文学研究科修了(2006年)、博士(心理学、2007年)。臨床心理士・公認心理師。聖心女子大学准教授としてQOL研究、心理士の育成に従事し、昭和大学病院小児科などで臨床活動もしてきた。(株)前田計画研究所・MaeKenカウンセリングセンター代表
山川 賀世子 (ヤマカワ カヨコ)  
聖心女子大学大学院文学研究科修了(2007年)、博士(心理学、2008年)。臨床心理士・公認心理師。富山短期大学を経て、金沢星稜大学准教授。教員・保育者の養成、放課後児童支援員養成にかかわり、保育所・学童保育での保育相談や育児相談、園内研修なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)