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「史料学」講義 歴史は何から分かるのだろう

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-642-08465-9
4-642-08465-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 222,5P 21cm

商品内容

要旨

文書・絵画・遺跡・伝承…。人間が作り、関わったすべての物に歴史が宿っている。さまざまな「史料」を横断して、その特質と分析方法を講義形式で平易に解説。史料の世界から、過去の社会や人々の思いが見えてくる。

目次

第一部 「史料」とは何だろう?(史料とは何か(1) 歴史と史料の関係
史料とは何か(2) 史料をめぐる「統一理論」
史料とは何か(3) 不在史料論の試みと視点・史観の問題)
第二部 さまざまな史料を研究する方法と視点(絵画史料(1) 洛中洛外図〓風における「6W1H」
絵画史料(2) 洛中洛外図〓風における「Why」と「Whom」
絵画史料(3) 洛中洛外図〓風における「Why」と「Whom」(続)
絵画史料(4) 絵の中の人と風俗
文字史料(1) 文字で書かれた史料とその機能
文字史料(2) 文書の様式の歴史(一) ほか)
第三部 史料と歴史像(歴史はどう表現できるか―史料と歴史―)

出版社・メーカーコメント

文書・絵画・遺跡・村落・祭りや伝承…。過去の人々が作り、関わったすべての物に歴史が宿っている。文字の配置、印の押し方、絵画の発注者、石塔の形、城館の分布など、さまざまな「史料」を横断して、その特質と分析方法について、図版を交えて講義形式で平易に解説。史料が作られた目的や機能を知れば、過去の社会や人々の思いが見えてくる。

著者紹介

小島 道裕 (コジマ ミチヒロ)  
1956年、神奈川県に生まれる。1985年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。元国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)