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果てしない余生 ある北魏宮女とその時代

出版社名 人文書院
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-409-51105-3
4-409-51105-X
税込価格 5,500円
頁数・縦 369P 20cm

商品内容

要旨

墓誌からよみがえる宮女の軌跡と後宮の物語。北魏では子が皇太子となると、その生母が死を賜る「子貴母死」の制があり、後宮の権力争いの火種となるだけでなく、王朝全体を揺るがす政変へと繋がっていた。この激動の時代を生き抜いた一人の宮女の生涯を正史と墓誌を縦横に駆使し鮮やかに描く。

目次

家は懸瓠に在り
天に二日有り
淮北 魏に入る
淮西 変に驚く
北魏の奚官
青斉の女子
宮女の人生
斛律昭儀
文明太后
子貴ければ母死す
祖孫政治
文昭高氏
馮家に女有り
宮を奪い儲を廃す
元恂の死
懸瓠の長夏
大馮 夢破る
迹を四禅に投ず
宣武皇帝
暉光の戚里
帝舅の尊
皇子 昌んならず
胡嬪充華
高肇の死
霊后胡氏

著者紹介

羅 新 (ラ シン)  
1963年、湖北省随県生まれ。北京大学歴史学系博士。現在、北京大学中国古代史研究中心・歴史学系教授
田中 一輝 (タナカ カズキ)  
1983年、愛知県瀬戸市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、椙山女学園大学外国語学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)