• 本

セヴラック追憶の変奏曲 全ピアノ作品とその創作思想

出版社名 春秋社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-393-93235-3
4-393-93235-8
税込価格 3,850円
頁数・縦 342P 21cm

商品内容

要旨

南仏の自然とともに育まれた文化への思いを、独特の語法と音で表現し続けた作曲家の軌跡。

目次

第1章 セヴラック 生涯と創作思想(セヴラックのピアノ音楽
セヴラックの創作思想はどのように育まれたのか
パリ・スコラ・カントルム―古楽復興と地域主義の合流点
セヴラックの南仏地域主義
セヴラックと民謡
セヴラックのカタルーニャ地域主義
パリの友情)
第2章 セヴラック 全ピアノ作品(第1期(1896‐1900年)
第2期(1901‐1907年) 南仏地域主義の時代
第3期(1908‐1914年) カタルーニャ地域主義の時代
第4期(1915‐1921年) 地中海主義)
第3章 近代音楽の始まり―セヴラックにとって調性の拡大とは(竹内淳)(セヴラックの音楽語法を知るために必要な背景
セヴラックの和声の特徴
セヴラックも使った新しい音のパレット
構造、形式におけるセヴラックの特色とは)

出版社・メーカーコメント

ドビュッシーやラヴェルと同時代を生きた南フランスの作曲家セヴラック。その創作思想を追い(第1章)、全ピアノ作品を解説するとともに(第2章)、独自の和声法への詳細な分析を加える(第3章)。演奏と鑑賞のためのガイドブック。

著者紹介

深尾 由美子 (フカオ ユミコ)  
桐朋学園大学ピアノ科卒業後、イタリア、ウィーン、ドイツでピアノソロ、室内楽の研鑽を積み、フランス国立リヨン地方音楽院修了。2021年桐朋学園大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。博士(音楽)。日本音楽学会、日本セヴラック協会、日本フォーレ協会、日本スペインピアノ音楽学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)