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能登早春紀行

中公文庫 も36−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-12-207610-5
4-12-207610-2
税込価格 1,056円
頁数・縦 315P 16cm

商品内容

要旨

私にとって能登は、やさしい土地だった―。旅のなかで作家が出会ったのは、話したがりでやさしい人々と、土地が持つ豊かな歴史。一九八〇年代の石川県・能登をめぐる「能登早春紀行」と、北海道・函館から渡島を取材した「津軽海峡を越えて」。二つの半島を訪ね綴った二作品を収録する、光あふれる旅行記。

目次

第一部 能登早春紀行(雪雷 能登・志雄町
潮しぶき 能登・羽咋市
風待港 外浦・富来町福浦
千浦の又次 外浦・富来町赤崎
栗ひろい 外浦・富来町富来 ほか)

出版社・メーカーコメント

私にとって能登は、やさしい土地だった−−。稀代のノンフィクション作家が石川・能登、そして北海道・渡島から函館へ。北の半島を巡る小さな旅行記。

著者紹介

森崎 和江 (モリサキ カズエ)  
1927年朝鮮大邱生まれ。詩人、作家。十七歳で単身九州へ渡り、47年、福岡県立女専を卒業。50年、詩誌『母音』同人となる。58年、筑豊の炭坑町に転居し、谷川雁、上野英信らとサークル交流誌『サークル村』を創刊、59年、女性交流誌『無名通信』を刊行。詩集に『ささ笛ひとつ』『地球の祈り』など。2022年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)