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プトレマイオス一世 エジプト王になったマケドニア人

出版社名 白水社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-560-09152-4
4-560-09152-8
税込価格 5,280円
頁数・縦 315,74P 20cm

商品内容

要旨

先見の明と野望を備えた「王にして知識人」。アレクサンドロス大王の護衛官は、いかにして後継者戦争を勝ち抜き、異民族の地に独自の王朝を打ち立てたのか。彼の『大王伝』は何を伝え、何を語らなかったか。通説を見直し、プトレマイオスの人物像を一新する。

目次

クレオパトラからプトレマイオスへ
若きプトレマイオス
アレクサンドロスと共にペルシアへ侵攻
アフガニスタンへの遠征
インドへ、そして帰還
プトレマイオスと後継者たちの勃興
エジプトを確保する
攻勢に転じる
アレクサンドロスの遺体
総督から王へ
同等者中の第一人者
プトレマイオスとエジプト
終焉―そしてその先へ
補論1 プトレマイオスの『アレクサンドロス大王伝』
補論2 情報源

出版社・メーカーコメント

激動の時代をわかりやすく整理し、時に通説に異議を唱え著作を再考することで、軍人にして知識人プトレマイオスの人物像を浮き彫りにする。

著者紹介

ウォーシントン,イアン (ウォーシントン,イアン)   Worthington,Ian
オーストラリア、マッコーリー大学教授。専門は古代ギリシア・マケドニアで、古典期アテネの政治と弁論家からアレクサンドロス大王時代の軍事、さらにローマやビザンツ期のギリシア世界まで、広範な分野で先端的な研究を牽引している
森谷 公俊 (モリタニ キミトシ)  
1956年生まれ。帝京大学名誉教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)