• 本

空気はいかに「価値化」されるべきか 「かけがえのなさ」の哲学東大リベラルアーツ講義

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-13-063384-0
4-13-063384-8
税込価格 3,190円
頁数・縦 228P 19cm

商品内容

要旨

共に「花する」ための共有財。共生の根本条件である空気は今、危機に瀕している「価値化」は保全と共有の最適解たりうるのか?言葉と思索の力を尽くし「価値」の意味を問う10の連続講義。

目次

1 空気と共に生きる(花する空気
ひとと空気の歴史社会学 空気にも歴史がある
空気・空間・空気感)
2 「価値化」が創出する新しい価値観(現代アートと空気 可視化と価値化
「空気の価値化」を通じて考える「知の価値」
空調メーカーが試行している空気の価値化)
3 空気の社会・経済的価値(「新しい価値」の台頭と空気の価値化
グローバル・コモンズを守り育むために
「空気の価値化」という欺瞞と炭素植民地主義)
終講 「根源的な中立」の学問―来るべき「空気の哲学」のために