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目白雑録 日々のあれこれ 2

中公文庫 か15−8

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-12-207618-1
4-12-207618-8
税込価格 1,375円
頁数・縦 317P 16cm
シリーズ名 目白雑録

商品内容

要旨

網膜剥離の手術、禁煙、熱中したサッカー観戦、そして十八年一緒に暮らした愛猫トラーの死…。予期せぬことも、いつかは、と覚悟していたつもりのことも…身辺のできごとを綴るとともに、メディアに表れた言説の些細な言葉から透けて見える、幼い無邪気さや無意識の嘘を辛辣にあぶり出す、批評性に満ちたエッセイ集。

目次

正月日記
大久保の桃、その他
入れ替える、メンテナンスする
低所得層向けカップめん
電車内での化粧
スポーツ観戦日和
苔のむす豆
熱疲労日記
文芸時評風!
うつうつ日和
フット!
「母さんとやれよ!」
だって、…
三度目のはじまり
オーラの正体
「ガットゥーゾだったら顔面にあたっていたね」
菊池寛の呪縛
時代錯誤について
死後の世界
不快な十二月、あるいは物忘れ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

突然の網膜剥離、手術、それに伴う禁煙、熱中したサッカー観戦、そして18年、共に暮らした愛猫トラーの死……。予期せぬことも、いつかは……と覚悟していたことも、起こってみないと判らないことばかり。辛辣かつ適確な文章で、小さなこと、大きなことをとらえ、批評する、読み応え抜群の時評的エッセイ集。〈解説〉堀千晶

著者紹介

金井 美恵子 (カナイ ミエコ)  
1947年、群馬県高崎市生まれ。67年、「愛の生活」でデビュー、現代詩手帖賞受賞。79年、『プラトン的恋愛』で泉鏡花文学賞、88年、『タマや』で女流文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)