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日本語からの祝福、日本語への祝福

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-02-252033-3
4-02-252033-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 274P 19cm

商品内容

要旨

台湾で生まれ育った芥川賞作家は、日本語の何に魅了されたのか。珠玉の語学エッセイ。

目次

バレンタインの奇跡
サチコとポケモン
小さい魚は催眠術をかける
私だけのオアシス
日本語って難しいでしょ?
愛憎入り交じる外来語
変な日本語にご用心
美しき数式―私的日本語文法論
凡人なりの努力
手の焼ける生徒なのだ
漢文という裏技
四文字の宇宙
アイスブルーの蛙
理不尽な海藻
指数関数的成長期
震災と留学
新宿、ガラケー、円高
コンビニ勤務記
修業時代の洗礼
音を科学する魔法〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

台湾で生まれ、15歳までは「あいうえお」も知らなかった著者は、日本語の何に魅了されたのか。第二言語として日本語を学ぶことの面白さと困難さ−−。日本語への新たな知見があふれる、芥川賞作家による珠玉のエッセイ集。

著者紹介

李 琴峰 (リ コトミ)  
1989年、台湾生まれ。作家・翻訳家。2013年来日。早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。17年「独舞」(単行本化に際し『独り舞』に改題)で群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。21年『ポラリスが降り注ぐ夜』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、『彼岸花が咲く島』で芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)