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発達障害の子どもが「困らない」学校生活へ 多様な特性のまま、日常の「ふつう」を見直そう

NHK for School u&i

出版社名 NHK出版
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-14-081984-5
4-14-081984-7
税込価格 1,815円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

「困った子」は「困っている子」!?あなたの身近にいる「困った」行動をする子。でも、身の回りの「ふつう」や「当たり前」を見直してみると、「困った行動」はその子からのメッセージで、その子こそが「困っている」のかもしれません。“学校での生活に困っている子どもがいる保護者”“子どもたちの多様性に合わせた学級運営のやり方に悩んでいる先生”“クラスの中に「困っている」友だちがいる子どもの保護者”―本書はそんな人などにおすすめの一冊です。発達障害の子もそうでない子も、困ることなく学校生活を過ごせるために、マジョリティを中心につくられた「ふつう」をアップデートする考え方とやり方を身につけていきましょう!

目次

第1部 学校の「ふつう」をアップデートする(学校で「ふつうじゃない」と言われる子どもたち
学校や身の回りの「ふつう」を見直そう
子どもの思いを大切にするかかわり方は?
子どもも大人も「ふつう」にとらわれないために)
第2部 一人一人のバリアを取り除くために(「困った子」は「困っている子」
生きづらさの原因は身の回りにたくさんある
協調性と多様性の間の溝を埋めるには
さまざまなバリアや無意識のバイアスに気づこう!)
第3部 座談会 伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)×きゃりーぱみゅぱみゅ×安井政樹×野口晃菜「“ふつう”ってなんだろう?」

出版社・メーカーコメント

発達障害の子どもをはじめ、さまざまな子どもたちのバリアになっている「ふつう」をアップデートし、バリアを取り除くためのアイデアや実践のヒントを、学校現場での経験や知見が豊富な著者たちが事例満載に紹介。マンガなどでわかりやすく伝える、保護者や先生にお勧めの実践的な一冊!

著者紹介

安井 政樹 (ヤスイ マサキ)  
専門職修士(教職)/札幌国際大学准教授/小学校教諭を経て、2022年4月より現職。文部科学省学校DX戦略アドバイザー、NHK for School番組委員、道徳教科書編集委員、Microsoft Innovative Educator Expert(MIEE)他、全国の学校支援をしている
野口 晃菜 (ノグチ アキナ)  
博士(障害科学)/一般社団法人UNIVA理事/戸田市インクルーシブ教育戦略官。小学校講師、民間企業の研究所所長を経て、現在一般社団法人UNIVA理事として、学校や企業と協働しインクルージョンを推進する。文部科学省新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議委員、一般社団法人日本ポジティブ行動支援ネットワーク理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)