ケイパビリティ・アプローチとは何か 生活の豊かさを測る
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-326-15494-4
(4-326-15494-2) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 249,36P 20cm |
商品内容
要旨 |
GDPが成長しても、選択の自由や尊厳のない社会は「豊か」とはいえない。一人一人が「何をすることができるのか?何になることができるのか?」と問い、基本的なケイパビリテイ(潜在能力)を保障する社会を目指そう。このケイパビリティ・アプローチは、国際機関の開発概念を変革し、福祉の現場で活用されている。アマルティア・セン(ノーベル賞受賞)とともにこの分野を開拓した女性哲学者マーサ・ヌスバウム(京都賞受賞)による、入門書の決定版がついに登場!ヌスバウムの正義論のエッセンスがここに。 |
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目次 |
第1章 正義を求める女性 |
出版社・メーカーコメント
「豊かになる」ってどういうこと? GDPでは決して測れない、「一人一人が何をすることができるか」に光を当てる哲学への招待状。GDPが高くても、選択や自由が失われてる人々がいれば「豊か」とはいえない。一人一人が「何をすることができるか」が重要だ。このケイパビリティ(潜在能力)アプローチの考え方は今や国連機関でも採用され、福祉の現場でも活用されている。これらの研究をリードした著名な哲学者によるケイパビリティ・アプローチ入門書の決定版! 【原著】Martha C Nussbaum, Creating Capabilities: The Human Development Approach(Harvard University Press, 2011)