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竹取物語

河出文庫 も14−1 古典新訳コレクション 34

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-309-42171-1
4-309-42171-7
税込価格 660円
頁数・縦 138P 15cm

商品内容

要旨

翁がある日、光る竹の中に見つけた可愛らしい小さな人。やがて絶世の美女に成長したかぐや姫は、言い寄る求婚者たちに無理難題を課す。恋に破れ去る男たち、そして、「その日」は近づく―千年以上も前に書かれ、読み継がれてきた異世界譚を、竹林をこよなく愛する森見登美彦が現代語訳。講義「作家と楽しむ古典」も特別収録。

出版社・メーカーコメント

かぐや姫×森見登美彦!1000年以上も読み継がれる「物語の原型」を竹林をこよなく愛す当代の人気作家が現代語訳!翁がある日、光る竹の中に見つけた可愛らしい小さな人。やがて絶世の美女に成長したかぐや姫は、言い寄る求婚者たちに無理難題を課す。恋に破れ去る男たち、そして、「その日」は近づく――千年以上も前に書かれ、読み継がれてきた異世界譚を、竹林に並々ならぬ思いを寄せる作家・森見登美彦が現代語訳した必読の一冊!竹取物語とその現代語訳にまつわる舞台裏をたっぷり語った講義「作家と楽しむ古典 僕が書いたような物語」、竹林の中へ入り込んだ幼少期の原体験からはじまる文庫版のための書き下ろしあとがき「生きていることのふしぎ」も収録。【もくじ】竹取物語 全集版あとがき 千年の失恋 特別収録 講義「作家と楽しむ古典」 僕が書いたような物語 文庫版あとがき 生きていることのふしぎ 解題 大井田晴彦

著者紹介

森見 登美彦 (モリミ トミヒコ)  
1979年、奈良県生まれ。2003年、京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞、14年『聖なる怠け者の冒険』で京都本大賞、17年『夜行』で広島本大賞、19年『熱帯』で高校生直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)