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禅的生活365日 一日一字で活溌に生きる

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-416-72376-0
4-416-72376-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 383P 16cm

商品内容

目次

睦月 1月の一日一字
如月 2月の一日一字
弥生 3月の一日一字
卯月 4月の一日一字
皐月 5月の一日一字
水無月 6月の一日一字
文月 7月の一日一字
葉月 8月の一日一字
長月 9月の一日一字
神無月 10月の一日一字
霜月 11月の一日一字
師走 12月の一日一字

出版社・メーカーコメント

「一期一会」「晴耕雨読」など漢文で表される禅語ですが、じつは漢字一文字からも禅的思考を読み取ることができます。生老病死はもちろん、空、無、虚、悟、的、人、門、耕、泉、寂など、その文字の背景や仏教的意味を知ると、何気なく使っている文字にも意味深い味わいが生まれ、日々の暮らしを豊かにしてくれます。たとえば「雲」。【解説】その昔、雲は龍の動いた痕とも見られ、また山の「岫(しゅう)」という洞穴から湧き出るとも思われた。しかしいずれにしても行く先は風任せ。無心の動きを妨げるものはない。水もまた縁に従い、無礙(むげ)自在に滞りなく流れていく。こうして「行雲流水」の如く、自在に場所や形を変えつつ師を求めて行脚する様子から、禅の修行僧を「雲水」と呼んだ。そんな自由な時代が羨ましい。私は先輩に「ここに居たまま旅をせよ」と言われた。本書では、芥川賞作家であり禅僧でもある玄侑宗久氏が、「毎日の一文字」365字を選定。その文字に込められた禅的・仏教的なものの考え方や見方などを、遊び心満載の文で解説します。

著者紹介

玄侑 宗久 (ゲンユウ ソウキュウ)  
臨済宗福聚寺住職。花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。2001年「中陰の花」で芥川賞、09年妙心寺派宗門文化賞、12年仏教伝道文化賞沼田奨励賞、14年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。東日本大震災後は政府の復興構想会議委員、被災地青少年支援のための「たまきはる福島基金」理事長を務めた
菅沼 雄風 (スガヌマ ユウフウ)  
1957年生まれ、東京都八王子市出身。宇宙航空関連製品(ロケット・衛星)の営業・購買及び生産管理業務に携わりながらも書作活動を続ける。2022年に定年退職後、書家・書道講師・書道塾経営に専念、地元八王子で書道普及活動に奮闘中。現在八王子書道連盟会長、群鵞書道院常任総務(書道誌「書之世界」発刊)、独立書人団会員、毎日書道展会友、香風会会長、八王子書道会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)