• 本

絵馬と脅迫状

出版社名 幻冬舎
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-344-04414-2
4-344-04414-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 285P 19cm

商品内容

要旨

患者、医師、看護師、研究者…。人は生涯、医療の囚人。「病」をめぐる6篇の傑作短編小説集。

出版社・メーカーコメント

医者、患者、病気、医学部、医学研究、医療。生まれてから死ぬまで、人は病院と医者から離れられない。「医」と「病」をめぐる6篇の傑作短編小説集。学生時代に自殺した親友と瓜二つの男が、新人医師として自分が勤務する病院で働きだした。以後、不可解な事件が頻発する。彼は誰なのか?(「「爪の伸びた遺体」」)著書はベストセラー、新聞の人生相談も好評、患者からの信頼も厚い女性精神科医のもとに「二度と人前に出られなくしてやる」と差出人不明の脅迫状が届いた(「悪いのはわたしか」 )。信心がまったくない医学信奉者の内科医が、病院の近所にある神社で同僚外科医の絵馬「手術が無事に終わりますように」を誤って割ってしまった。以降、降りかかる悲劇 (「絵馬」 )。突如として髪が増え始め、若返った元教員・泉宗一(68)の数奇な体験 (「リアル若返りの泉」)など全6篇。

著者紹介

久坂部 羊 (クサカベ ヨウ)  
1955年、大阪府生まれ。医師・作家。大阪大学医学部卒業。2003年、小説『廃用身』でデビュー。2014年、『悪医』で第3回日本医療小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)