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グローバル・ヒバクシャ

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-8158-1188-4
4-8158-1188-1
税込価格 5,940円
頁数・縦 285,64P 22cm

商品内容

要旨

広島・長崎だけではない惑星的な被曝の全体像へ。現在の科学的知見や幅広い聞き取り調査を踏まえて、核実験・原発事故・ウラン採掘の被害者をはじめ、これまで不可視化されてきた世界のヒバクシャの実態を追究。広島・長崎の記憶や福島の経験と接続するとともに、核抑止論の前提を鋭く問い直す。

目次

放射線にさらされ、不可視化されるもの
1 科学(爆心地
残存する粒子)
2 人々(共同体の崩壊
汚染の隠蔽)
3 軍事(汚染対象の選定
限定核戦争としての冷戦)
4 未来(スローモーションの核戦争)

出版社・メーカーコメント

広島・長崎だけではない、惑星的な被曝の全体像へ−−。現在の科学的知見や幅広い聞き取り調査を踏まえて、核実験・原発事故・ウラン採掘の被害者をはじめ、これまで不可視化されてきた世界のヒバクシャの実態を追究。原爆の記憶や福島の経験と接続するとともに、核抑止論の前提を鋭く問い直す。

著者紹介

竹本 真希子 (タケモト マキコ)  
広島市立大学広島平和研究所准教授
川口 悠子 (カワグチ ユウコ)  
法政大学理工学部教授
梅原 季哉 (ウメハラ トシヤ)  
広島市立大学広島平和研究所教授
佐藤 温子 (サトウ ナガコ)  
青山学院大学法学部准教授
ジェイコブズ,ロバート A. (ジェイコブズ,ロバート A.)   Jacobs,Robert A.
シカゴ生まれ。イリノイ大学にて博士号を取得。2005年、広島市立大学広島平和研究所に着任。2016〜2025年、同研究所教授。専門はアメリカ史、科学史、核の文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)