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法が招いた政治不信 裏金・検察不祥事・SNS選挙問題の核心

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-04-607490-4
4-04-607490-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 247P 19cm

商品内容

要旨

政治家を罪に問えば解決するのか?なぜ裏金議員の処分は甘いのか?“政治資金規正法の大穴”を解く。人質司法・違法取調べ、世の中の信頼を失った検察の未来は?兵庫県知事選違反疑惑と公職選挙法の課題。注目の弁護士による書き下ろし!

目次

第1章 検察捜査と自民党関係者の危機感
第二章 二〇年前、長崎での「政治資金をめぐる裏金事件」
第三章 議員逮捕と検察捜査の終結
第四章 検察も自民党も解明できなかった「裏金問題の真相」
第五章 方向を誤った検察捜査
第六章 裏金問題を踏まえた政治資金規正法改正
第七章 相次ぐ検察不祥事 「全能感」に支配された組織と法相指揮権
第八章 兵庫県知事選をめぐる問題 “SNS選挙時代”における公選法の課題
終章 刑事司法の崩壊を止めるために 検察捜査の改革と国民の法意識

出版社・メーカーコメント

・なぜ裏金議員を取り締まれないのか? “政治資金規正法の大穴と自民党のマネーロンダリング構造”・検事正性暴行事件、冤罪と違法取り調べ…不祥事が相次ぐ検察の未来は?・兵庫県知事選挙疑惑と公職選挙法の課題を深堀り日本の政治と選挙は、土台のルールから病んでいた!注目の弁護士にしてコンプライアンスの第一人者の書き下ろし。「日本政治がこれから公平・公正な土台を取り戻すことができるのか、あるいは混乱と崩壊の方向へ向かうのか、まさに分岐点となる時期に、本書を通して重要な論点について考えてもらえれば幸甚である。」

著者紹介

郷原 信郎 (ゴウハラ ノブオ)  
1955年生まれ。弁護士(郷原総合コンプライアンス法律事務所代表)。東京大学理学部卒業後、民間会社を経て、1983年検事任官。東京地検、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2006年退官。「法令遵守」からの脱却、「社会的要請への適応」としてのコンプライアンスの視点から、様々な分野の問題に斬り込む。名城大学教授・コンプライアンス研究センター長、総務省顧問・コンプライアンス室長、関西大学特任教授、横浜市コンプライアンス顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)