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構想なき革命 毛沢東と文化大革命の起源

慶應義塾大学法学研究会叢書 95

出版社名 慶應義塾大学法学研究会
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-7664-3021-9
4-7664-3021-2
税込価格 9,350円
頁数・縦 503,24P 22cm

商品内容

要旨

中国社会のあらゆる階層を巻き込んだ共産党史上最大の政治運動、文化大革命。指導者が社会を暴力的に国家に立ち向かわせたのはなぜか。構想をもたない階級闘争へと毛沢東と指導者たちを導いた要因を精緻に探る一冊。

目次

序論
第1章 社会主義社会における階級闘争と毛沢東
第2章 ソ連修正主義という鏡
第3章 大躍進の挫折とその責任転嫁
第4章 新たな出発をめぐる党内の亀裂―七千人大会とその余波
第5章 一九六二年夏の大転換
第6章 社会主義教育運動の開始
第7章 一九六四年における指導者たちの集団的熱狂
第8章 「資本主義の道を歩む実権派」概念の登場
第9章 文化の諸領域に対する全面的な批判
第10章 下からの呼び声
第11章 「最後の一歩」はいかに踏み出されたか?
結論

出版社・メーカーコメント

現代中国史上最大の悲劇はなぜ起こったのか?中国社会のあらゆる階層を巻き込んだ、共産党史上最大の政治運動、文化大革命。指導者が社会を暴力的に国家に立ち向かわせたのはなぜか。構想をもたない階級闘争へと毛沢東と指導者たちを導いた要因を精緻に探る一冊。

著者紹介

高橋 伸夫 (タカハシ ノブオ)  
慶應義塾大学法学部教授。1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)