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「東大卒」の研究 データからみる学歴エリート

ちくま新書 1850

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-480-07678-6
4-480-07678-6
税込価格 1,012円
頁数・縦 264P 18cm

商品内容

要旨

学力格差や体験格差が深刻化する日本の教育。そんな中、入試難易度や威信という点においてトップに君臨しつづける東京大学に進学するのはどんな人たちなのか。学歴エリートはどこからきてどこへ行くのか。中高一貫男子校出身者の多さや地方女性の少なさの実態、親の学歴、家庭環境や文化経験、卒業後の職業・年収・役職、結婚や子育て、そして社会意識や価値観まで。東大卒業生を対象に行われた大規模な独自調査のデータから明かされる、学歴エリートの生態と格差社会のリアル。

目次

序章 「東大卒」は日本社会の何を映しているのか
第一章 「地方出身東大女性」という困難―出身地格差とジェンダー格差
第二章 東大生の学生生活―「大学第一世代」であるとはどういうことか
第三章 東大卒のキャリア形成―学歴資本は職業的地位にどうつながるか
第四章 東大卒の家族形成―だれと結婚し、どんな家庭をつくるか
第五章 東大卒は社会をどう見ているか―自己責任論、再分配支持、社会運動への関心からジェンダーギャップ認識まで

出版社・メーカーコメント

中高一貫男子校出身がこんなに多い! 親学歴はどう影響する? 職業や年収は? 東大女性は結婚できない? 独自調査から学歴エリートと格差社会の現実に迫る。

著者紹介

本田 由紀 (ホンダ ユキ)  
1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)