締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか 「先延ばし」と「前倒し」の心理学
光文社新書 1355
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2025年4月 |
ISBNコード |
978-4-334-10619-5
(4-334-10619-6) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 248P 18cm |
商品内容
要旨 |
だれもが経験したことがある「先延ばし」や「前倒し」を、最新の心理学研究を用いて解明するのが本書の目的である。やたらと前倒しが礼賛されがちな“タイパ社会”において、諸悪の根源のように扱われている先延ばしであるが、実は「考える時間を十分にとれる」「クリエイティビティが促進される」など、多くの長所がある。一方、先延ばしも前倒しも「やり過ぎ」は問題を引き起こす。本書では、自分の傾向を把握して“ちょうどいいタスクマネジメント”を身につける方法や、「先延ばし派」と「前倒し派」が協力して仕事や家庭を回すコツを伝授。「適時のタスクマネジメント」で人生が変わる! |
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目次 |
序章 タスクマネジメントとは何か |
出版社・メーカーコメント
人間にはそもそもの傾向として「先延ばし」(procrastination)しやすい人とそうでない人がいる。そして近年の心理学界で新たに注目されているのが、先延ばしの反対の概念「前倒し」(precrastination)である。いずれにも長短があり、必ずしも先延ばしが悪く前倒しが良いわけではない。「先延ばし」「前倒し」をしてしまう人の心のメカニズムとそれがもたらす効用を、タスクマネジメントの観点から解明する。