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巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある

出版社名 幻冬舎
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-344-04422-7
4-344-04422-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 217P 19cm

商品内容

要旨

池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原…。ノスタルジーと、可笑しみと。自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。

目次

巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
下関の記憶、キュロットがキュロットではない
相模原、二回の春、ユキヤナギの遊歩道
鹿児島の小学生が売る切手を埼玉から買う、何度も
池袋、知らない誰かになったふたりのこと
飯能、三十年覚えている名前、まずかったかもしれないとんかつ、朝昼晩のバイキング
下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす
日本橋、来年も買ってやるからな
元加治、真昼の暴走族
所沢店、売れ!私たちの福袋
田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む
田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観る
諏訪、祖父と間欠泉
ワシントン州タコマから四百キロ、迫る山なみをどうか毎秒見逃さないで
青山から高知へ、たいした話はしない我々
恐山、会えないイタコと工藤パン
小岩、知らない街が、どんどん私の街になる
盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム
曙橋、看護師の格好で登った木をさがす
大森、もう会うこともないだろうけどさ
湯河原、今の私のありさまを、子どもの私に見せてやる

出版社・メーカーコメント

ノスタルジーと、可笑しみと。池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原……。自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。『好きな食べ物がみつからない』が話題の、最注目のエッセイスト・古賀及子最新書き下ろしエッセイ。幼い頃からの「土地と思い出」を辿ってみたら、土地土地、時代時代で、切ない! でもなんだか可笑しいエピソードが横溢!【目次より】下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす日本橋、来年も買ってやるからな元加治、真昼の暴走族所沢店、売れ!私たちの福袋田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た諏訪、祖父と間欠泉田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む恐山、会えないイタコと工藤パン小岩、知らない街が、どんどん私の街になる盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム曙橋、看護師の格好で登った木をさがす大森、もう会うこともないだろうけどさ他

著者紹介

古賀 及子 (コガ チカコ)  
1979年東京生まれ。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)