民主主義 終わりなき包摂のゆくえ
出版社名 | 白水社 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-560-09166-1
(4-560-09166-8) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 210,25P 19cm |
商品内容
要旨 |
ポピュリズムの席捲や社会の分断、世界の権威主義化が進むなか、民主主義はどこへ行くのか。民主主義の危機が問われるいま、その普遍的な「理念」と具体的な「実現」とはどのようなものなのだろうか。本書は、古代から中世・ルネサンス、社会契約論から19世紀のマルクス主義などの進歩主義、第二次世界大戦の衝撃から20世紀後半の社会運動、そして現在進行中の出来事へと論を運ぶ。さらには、気候変動、パンデミック、排外主義的なポピュリズムの席捲などを見すえて、民主主義の「未来」を覗き見ようと試みる。このように広く長い歴史的視座で簡潔にまとめられた本書は、「民主主義」を思考するための新たなスタンダードとなるだろう。 |
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目次 |
第1章 民主主義について考える―理解のためのツール |
出版社・メーカーコメント
人種の哲学、フェミニズム哲学、災害の哲学などの仕事をしてきた哲学者による、民主主義入門。歴史的視座と現代的要請の交錯!