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東アジア諸国と近代世界

いまを知る、現代を考える山川歴史講座

出版社名 山川出版社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-634-44524-6
4-634-44524-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 241P 19cm

商品内容

要旨

東アジアにとっての「近代」とは何だろう?近代の朝鮮は、どのような国家形成をめざしていたのだろう?中国と日本の「両属」は、琉球にとってどのようなメリットがあったのだろう?日本を含めた東アジアは、近代国際社会にどのように向き合い、溶け込んだのかを考える。歴史総合「近代化と私たち」の理解を深めるのに最適な1冊。

目次

序章 東アジア諸国と近代世界を考える
第一章 西洋の国際秩序と近代文明の到来に中国はいかに対応したか―日本との連鎖・相互作用の視点から
第二章 東アジア世界の中の琉球―王国はなぜ存立したのか
第三章 朝鮮半島における近代国家形成―激動する国際関係の中での独立の模索
東アジア諸国と近代世界 座談会 青山治世 渡辺美季 森万佑子 藤本和哉 山川志保

出版社・メーカーコメント

大学の研究者や高校の先生方とともに現代の諸課題を歴史的に考える講座の第4弾。● 東アジアにとっての「近代」とは何だろうか?● 「東アジアの秩序」を、欧米諸国はどのようなものと受け止めていたのだとうか?● 近代の朝鮮は、どのような国家形成を目指していたのだろうか?● 朝鮮における「独立」とは異なる意味での「自主」と何だろうか?● 中国と日本の「両属」は、琉球にとってどのようなメリットがあったのだろうか?● 江戸時代、琉球は日本の薩摩藩や徳川幕府をどのような存在として見ていたのだろうか?−−−〈目次〉序章 東アジア諸国と近代世界を考える  青山治世第1章 西洋の国際秩序と近代文明の到来に中国はいかに対応したか  青山治世第2章 東アジア世界の中の琉球  渡辺美季第3章 朝鮮半島における近代国家形成  森万佑子コラム アジア太平洋世界における労働力移動と日本近代の対外認識  中川未来座談会 青山治世/渡辺美季/森万佑子/藤本和哉(筑波大学附属高等学校教諭)/山川志保(お茶の水女子大学附属高等学校教諭)−−−【編者】青山 治世(亜細亜大学国際関係学部国際関係学科准教授)渡辺 美季(東京大学大学院総合文化研究科教授)森 万佑子(東京女子大学現代教養学部国際社会学科准教授)

著者紹介

青山 治世 (アオヤマ ハルトシ)  
亜細亜大学国際関係学部国際関係学科准教授
渡辺 美季 (ワタナベ ミキ)  
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授
森 万佑子 (モリ マユコ)  
東京女子大学現代教養学部国際社会学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)