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今日誰かに話したくなる野菜・果物学

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-7678-3421-4
4-7678-3421-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 175P 19cm

商品内容

要旨

農学博士の眼で見ると…。人とともに歩みを進めてきた、野菜や果物の、不思議と秘密を解き明かす。やさしい筆致で綴る、驚きと発見の自然科学読本。

目次

第1章 驚異の野菜と果物
第2章 観察すれば、植物の本当の姿が見える
第3章 「科」を見分ければ植物がわかる
第4章 人とともに進化を続ける新品種
第5章 身近な毒草との付き合い方

出版社・メーカーコメント

トマト、大根などの野菜からいちごやバナナの果実まで!世界で活躍する植物病理学者が教える絶対に誰かに話したくなる身近な野菜の秘密。スーパーの野菜コーナーが100倍面白く見えてくる!?子どもも大人も楽しめる!知られざる野菜の起源とその生態。●ゴミ箱から生まれた「二十世紀梨」、偶然発生した「川中島白桃」…意外と知らない品種の誕生秘話●植物はすべて「葉」でわかる! 見え方が変わる、野菜の種の見分け方●ギネス記録を持つ最大の柑橘「晩白柚」(熊本)、世界で一番長い大根「守口大根」(愛知)他日本で生まれた巨大な植物たち●縄文時代の種子から蓮の花が咲いた理由とは●毒にも薬にもなる!? 実は毒をもった身近な野菜たち●「新品種」どのような過程でできるのか?●種のない野菜や果物はどうやって子孫を残すのか●植物を知るにはまず10種の「科」を覚えるのがコツ●野菜や果物の「食べられる部分」はどう決まるのか●見た目が似ているカブと大根……どこがどう違う?

著者紹介

小林 貞夫 (コバヤシ サダオ)  
1953年千葉県生まれ。農学博士、植物病理学専攻。東京農工大学農学部植物防疫学科卒業。東京大学大学院農生物学研究科修士および博士課程修了。その後、理化学研究所、日本モンサント株式会社、日産化学株式会社を経て、2012年に国際協力機構(JICA)のシニアボランティアとしてコロンビア農業・畜産研究機構に派遣される。2014年、同機構で博士研究員として勤務し、植物ウイルスの同定、およびウイルスの防除方法を研究。現在は同研究所客員研究員。書籍3冊(スペイン語)を共著で出版
小林 奈々 (コバヤシ ナナ)  
千葉県生まれ。多摩美術大学、日本画専攻を卒業。主に植物画(ボタニカルアート)と日本画を描き、屏風画、襖絵などの制作も行う。コロンビアで出版された書籍『Verduras y Frutas para Todos』挿絵を担当。絵画教室を主宰するほか、保育園や高校にて美術講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)