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幕末維新史への招待 国際関係編

出版社名 山川出版社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-634-15252-6
4-634-15252-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 246P 19cm
シリーズ名 幕末維新史への招待

商品内容

要旨

国内政治だけでは決して語れない、幕末維新史研究の現在がわかる!そのとき欧米列強、東アジア諸国ではなにが起きていたのか?そして世界の近代化は幕末の日本になにをもたらしたのか?混沌とした現代の国際社会を読み解くために、いまこそ世界史的な視点で明治維新をとらえ直す!

目次

第1部 欧米列強―国内事情と対日政策(“アメリカ”対日外交の表舞台から途中退場してしまったのか?
“オランダ”西洋でもっとも付き合いの深い国の動向は?
“ロシア”領土拡張が日本接近の目的ではなかった?
“イギリス”世界運営のなかで日本をみると?
“フランス”なぜ親暮府政策をとったのか?
“プロイセン”なぜ幕末の日本にドイツ人は来たのか?)
第2部 東アジアの国々と地域―列強と日本の間で(“清”日清修好条規は対等な条約だったのか?
“朝鮮”朝鮮への進出論はいつ頃生まれたのか?
“蝦夷”なぜ北海道への改称が必要だったのか?
“琉球”いかにして幕末維新期の一大争点となったのか?)
第3部 海外から幕末日本をみた人びと(“福沢諭吉”『西洋事情』は日本人への革命指南書だった!?
“密航留学生”長州ファイブと薩摩スチューデントの果たした役割は?
“アーネスト・サトウ”海外の外交官は幕末日本をどうみていたのか?
“世界と日本”19世紀グローバル化はどう進行し、日本に何をもたらしたのか?)

出版社・メーカーコメント

「植民地化の危機はなかった?」「西洋列強が日本へ来た目的は?」そのとき世界ではなにが起きていたのか?日本史と世界史を融合した最新研究で、明治維新をとらえ直す!−−−〈目次〉はじめに 町田明広第1部 欧米列強と日本  1章【アメリカ】  2章【オランダ】  3章【ロシア】  4章【イギリス】  5章【フランス】  6章【プロイセン】第2部 アジア近隣諸国と日本  7章【清】  8章【朝鮮】  9章【蝦夷】  10章【琉球】第3部 人物篇   11章【福沢諭吉】  12章【密航留学生】  13章【アーネスト・サトウ】  終章

著者紹介

町田 明広 (マチダ アキヒロ)  
1962年、長野県出身。佛教大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、神田外語大学教授、日本研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)