• 本

グローバルヒストリーのなかの近代歴史学 歴史を捉え、書き、編む

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-13-020317-3
4-13-020317-7
税込価格 5,280円
頁数・縦 356,9P 22cm

商品内容

目次

序章 グローバルヒストリーのなかの近代歴史学
第1部 越境するヒストリオグラフィー(明治期日本における「史料」概念の変遷
近代日本における「東洋史」学の成立―「東洋史」の始まりと市村〓次郎)
第2部 比較するヒストリオグラフィー(比較封建制論における日本―朝河貫一を結節点とした見取り図の一例
「離れた比較史」の可能性―日欧中世比較封建制論後の方法と課題)
第3部 グローバリゼーションのなかの歴史家たち1日本(辻善之助の仏教史と博愛―グローバル化のなかの日本近代歴史学の一断面
近代法制史学史のなかの穂積陳重―『五人組制度』の頃
平泉澄と西洋学知―「皇国史観」以前の平泉中世論再考)
第4部 グローバリゼーションのなかの歴史家たち2世界(法制官僚が歴史を書くとき―イブラヒム・ハックと近代オスマン史学史
スヴェン・ヘディンと中国―西北科学考査団を中心に
揺れ動く「イスラーム・スペイン」―南のブラス・インファンテと北のサンチェス・アルボルノス)

著者紹介

小澤 実 (オザワ ミノル)  
1973年生まれ。立教大学文学部教授。修士(文学、東京大学)。西洋中世史・北欧史・史学史
佐藤 雄基 (サトウ ユウキ)  
1981年生まれ。立教大学文学部教授。博士(文学、東京大学)。日本中世史・史学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)