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この世は生きる価値がある

teens’ best selections 69

出版社名 ポプラ社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-591-18651-0
4-591-18651-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 263P 20cm

商品内容

要旨

人間の世界にあこがれた“魂”が、中学生男子の体をのっとった!?「生きてみたかったんだ。一度でいいから」悩みや痛みに苦しんでも、愛おしいと思える日常がある。野間児童文芸賞『杉森くんを殺すには』の著者新作。

出版社・メーカーコメント

生きることの素晴らしさを斬新な視点で描く、野間児童文芸賞著者新作!「どうしても、一度、生きてみたいと思ったんだ」主人公は、人間の世界を知らない「魂」。ある時、ある中学2年生男子の体に飛び込み、季節がひとめぐりする間だけその子として生きることになる。聞いて憧れていた世界で、最初は見ること、やること、すべてがキラキラしていたけれど、やがて人と交わるうちに、どうしようもできない苦しい気持ちにも襲われ−−。悩みや痛みに苦しんでも、生きたいと思える日常があることが感動とともに伝わってくる、新しい切り口で青春を描いた物語。

著者紹介

長谷川 まりる (ハセガワ マリル)  
長野県生まれ東京都育ち。『お絵かき禁止の国』で講談社児童文学新人賞佳作、『かすみ川の人魚』で日本児童文学者協会新人賞、『杉森くんを殺すには』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)