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最初の哲学、最後の哲学 形而上学と科学のあいだの西洋の知

平凡社ライブラリー 991

出版社名 平凡社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-582-76991-3
4-582-76991-8
税込価格 2,090円
頁数・縦 219P 16cm

商品内容

要旨

西洋の知を支配し諸科学を基礎づけてきた形而上学に、いまなお存在意義はあるのか。アリストテレス、スコトゥス、カント、ハイデガーを読み解きながら哲学史における形而上学の機能を剔抉し、その放浪の歴史を描き出す。アガンベンによる最良の形而上学入門。

目次

1 第二哲学
2 分裂した哲学
3 超越論批判
4 無限の名
5 超越論的対象=X
5 形而上学的動物

出版社・メーカーコメント

西洋の知を支配し、諸科学を基礎づけてきた形而上学は、はたして科学の名に値するのか。アリストテレス、カント、ハイデガーを読み解き、来るべき哲学の姿を描く。初邦訳。

著者紹介

アガンベン,ジョルジョ (アガンベン,ジョルジョ)   Agamben,Giorgio
1942‐。イタリアの哲学者・美学者
岡田 温司 (オカダ アツシ)  
1954年、広島県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。専門は西洋美術史・思想史。著書『モランディとその時代』(人文書院、2003年)で吉川秀和賞、『フロイトのイタリア』(平凡社、2008年)で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)