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どうする!?職場のアルコール問題対策 予防・対応・リワーク支援

出版社名 金子書房
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-7608-2699-5
4-7608-2699-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 173P 21cm

商品内容

要旨

アルコール問題は、単に個人の問題ではなく、組織全体のリスク管理の問題でもある。職場での取り組みに役立つ実践的な知識とツール。個人の健康問題だけでなく、職場全体の健康と安全、さらには会社の経営リスク管理のために。アルコールがひきおこす多様な影響を正しく認識すると、おのずと企業における対策の重要性が見えてくる。

目次

第1章 職場におけるアルコール問題対策の進め方(健康経営の観点からの対策の重要性と仕組みづくり
ゼロ次予防としての環境整備 ほか)
第2章 アルコール依存症から抜け出すまで―当事者と支援者の立場から(当事者からみた治療のプロセス
同僚・上司から相談があったとき ほか)
第3章 専門医療機関のリワーク支援(アルコール問題をもつ休職者への復職支援―アルコールリワークプログラムとは?
アルコールリワークにおける職場復帰プロセスのモデル ほか)
第4章 タブレットやスマホで職場のアルコール問題を解決!SNAPPYプログラム(SNAPPYプログラム作成の経緯
SNAPPYプログラムの紹介 ほか)

著者紹介

宋 龍平 (ソウ リュウヘイ)  
岡山県精神科医療センター 臨床研究部 医師。博士(医学)。公衆衛生学修士。精神保健指定医、精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。専門は臨床精神医学、嗜癖性障害
伊東 明雅 (イトウ メイガ)  
朝日新聞社健康政策統括ディレクター・東京本社産業医。産業衛生専門医、労働衛生コンサルタント、メンタルヘルス法務主任者、健康経営エキスパートアドバイザー。日本産業衛生学会産業医部会幹事、日本産業ストレス学会理事。専門は職域におけるアルコール対策
角南 隆史 (スナミ タカシ)  
佐賀県医療センター好生館 精神科医長。博士(医学)。精神保健指定医、精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。専門は臨床精神医学、嗜癖性障害(減酒治療)
浅野 真 (アサノ マコト)  
朝日新聞記者。ASK認定依存症予防教育アドバイザー、防災士。1990年、朝日新聞社入社。千葉総局などを経て、東京本社学芸部で家庭面を担当。食や消費者問題を専門に、その後も生活部、文化くらし報道部などで記者、デスクを務める。2017年にアルコール依存症と診断される。アルコール治療の入院で、依存症問題の深刻さを知り、依存症問題も記者としてのライフワークとしている
金田一 賢顕 (キンダイチ ヨシアキ)  
医療法人秀山会 白峰クリニック 臨床研究課 課長 院長補佐。修士(臨床心理学)。公認心理師、臨床心理士。専門は臨床精神医学、臨床心理学、嗜癖性障害(減酒治療)、ハームリダクション
河西 有奈 (カサイ アリナ)  
医療法人秀山会峰クリニック副院長。公認心理師、臨床心理士。関東甲信越アルコール関連問題学会理事、日本公認心理師協会アディクション臨床委員会副委員長。専門領域は、アディクション臨床、リワーク支援など
谷山 佳津子 (タニヤマ カツコ)  
(株)OMNI産業保健サポート代表取締役医師。前朝日新聞東京本社産業医、日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント。日本労働安全衛生コンサルタント会理事、日本産業衛生学会関東地方会幹事、日本産業ストレス学会理事。専門は産業保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)