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移民・ディアスポラ研究 13

再考・特定技能制度 労働力から人間へ

出版社名 明石書店
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-7503-5946-5
4-7503-5946-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 246P 21cm
シリーズ名 移民・ディアスポラ研究

商品内容

目次

第1部 特定技能制度における歴史的経緯と産業構造の変化(外国人研修制度から育成就労制度に至る歴史的経緯―「現実との乖離」の絶えざる内包
日本の産業構造の変化と特定技能制度)
第2部 特定技能における受け入れ業界と地域の現在(農業―長期志向になりにくい外国人雇用
漁業―漁船を占めるインドネシア人、養殖に増えるベトナム人
工業製品製造業―自社養成主義を中心に特定技能者を育成
縫製業―5年遅れの追加決定と事業者の声
建設業―業界特有の制度運営と経路の複雑化
宿泊業―「特定技能」による外国人労働者の雇用はなぜ進まないのか
介護業―外国人介護人材受け入れの多層構造と特定技能制度の再評価)
第3部 特定技能人材を「人間」としてみる(労働者としての権利擁護の立場から
家族をもち、共に暮らす権利を考える―リプロダクティブ・ジャスティスの視点から
特定技能制度と雇用許可制の比較)

著者紹介

駒井 洋 (コマイ ヒロシ)  
筑波大学名誉教授。移民政策学会元会長。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)
加藤 丈太郎 (カトウ ジョウタロウ)  
明治学院大学社会学部社会福祉学科准教授。博士(学術)。専門は、移民研究、多文化共生論、移住と開発。移民支援NGO/NPOにおいて非正規移民に在留資格を求める活動に従事した後、研究の道に入る。現在は、日本/韓国とベトナムの間を移動する、ベトナム人の「移民の主体性」に着目した研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)