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科学の目で見る日本列島の地震・津波・噴火の歴史

増補改訂版

出版社名 ベレ出版
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-86064-795-7
4-86064-795-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 335P 21cm
シリーズ名 科学の目で見る日本列島の地震・津波・噴火の歴史

商品内容

要旨

日本列島には4つものプレートがひしめき合っています。地球上でとりわけ地質活動が活発な、プレートの境界に位置しているため、日本列島には火山も地震もそれにともなう津波も多いのです。本書では、地震の記録が残っている5世紀から現代までの地震・津波・噴火の歴史をできる範囲において、科学的な目をもって見つめなおします。日本列島がいかに何度も繰り返し、地震・津波・火山の噴火にみまわれてきたかがわかると同時に、日本列島に住む人々がいかに何度も繰り返し、立ち上がってきたのかがわかる一冊です。

目次

第0章 地震と火山が多い日本の基礎知識
第1章 416年から1600年(古墳時代〜安土桃山時代)
第2章 1601年から1870年(江戸時代)
第3章 1871年から1950年(明治時代〜第2次世界大戦直後)
第4章 1951年から2000年(昭和時代中期〜平成時代初期)
第5章 2001年から2025年1月(21世紀)

出版社・メーカーコメント

2016年7月に発売した同名書籍の増補改訂版です。旧版が出版される直前の4月に熊本地震があり、多くの家屋はもとより熊本城も大きな被害を受けました。この増補改訂版ではそれから2025年までの9年間に日本列島に起こった地震・津波・噴火を年表に含めて解説し、「警戒宣言」と「南海トラフ地震臨時情報」についての新しい情報にも言及していきます。4枚ものプレートがひしめき合い、そのうち3枚のプレートが一点で接している場所が2つもあるという日本列島で起こってきた地震・津波・噴火の歴史(5世紀以降)をできる範囲において科学的な目をもって見つめなおす本書。いつどこでどんなことがあったのかを時代を追って俯瞰することで、平穏な日常の大切さについても考えさせられるかもしれません。

著者紹介

山賀 進 (ヤマガ ススム)  
1949年新潟生まれ。東京都立立川高等学校卒業、名古屋大学理学部地球科学科卒業。1973年〜2015年麻布中学校・高等学校教諭(理科・地学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)