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OECDジェンダー平等白書 インターセクショナルな主流化アプローチによる格差解消をめざして

出版社名 明石書店
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-7503-5956-4
4-7503-5956-4
税込価格 7,480円
頁数・縦 425P 27cm

商品内容

要旨

本書は、ジェンダー主流化、ジェンダー予算、父親による育児休暇の取得や育児参加を促すための改革、男女賃金格差を是正するための賃金透明化イニシアチブ、ジェンダーに基づく暴力を撲滅するための制度など、ジェンダー平等のための動きや政策を分析している。また、ジェンダー平等の視点を海外直接投資、原子力、運輸にも広げている。ジェンダー平等の推進は道徳的急務であるだけではなく、この急速な高齢化、少子化、複合的な危機の時代に、将来のジェンダー平等な経済成長と社会的結束を強化することになる。

目次

ジェンダー平等の主流化
ジェンダー平等の世界的目標
ジェンダー主流化のための法的枠組み、制度設計、戦略立案
包摂的な意思決定を推進するためのガバナンスツールとエビデンス
環境政策におけるジェンダー主流化
ジェンダーに基づく暴力に対処するためのシステムと法的枠組み
ジェンダーに基づく暴力を終わらせるための政策実施の改善
女子と男子の教育参加と教育成果
職業希望の男女差と教職の女性化
学校での主体的取り組みと就学継続率における男女差
職業教育訓練と成人教育における男女差
金融リテラシーと金融レジリエンスの男女差
OECD加盟国の働く女性
公職におけるジェンダー平等の向上
ウクライナ難民女性の労働市場統合に関する問題
男女賃金格差と企業の役割
取締役会と上級管理職におけるジェンダー多様性
公職のリーダーシップにおけるジェンダー平等
エネルギーセクターにおけるジェンダー多様性
原子力セクターにおけるジェンダーバランス〔ほか〕

著者紹介

濱田 久美子 (ハマダ クミコ)  
翻訳家。主要訳書『ジェンダーに基づく暴力の連鎖を断ち切る:被害者/サバイバー中心ガバナンスによる包括的アプローチ』(経済協力開発機構(OECD)編著、明石書店、2024年)、『高等教育マイクロクレデンシャル履修証明の新たな次元』(経済協力開発機構(OECD)・加藤静香編著、米澤彰純解説、明石書店、2022年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)