源家物語
出版社名 | 徳間書店 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-19-866021-5
(4-19-866021-2) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 398P 20cm |
商品内容
要旨 |
「多くの罪なき者を殺す」と世に怖れられた源義家。源氏の棟梁として、奥州の厳しい戦いを二度乗り越え、武者としての名声と武功を高めていく。一方、京では政を牛耳る藤原北家と繋がる義家一門を陥れる謀略が進んでいた。それは一族の血で血を洗う暗闘に発展し、源家は悲劇の結末を迎える…。大胆な推理を加え、新たな源平時代を描き出す歴史巨篇! |
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出版社・メーカーコメント
この男、「天下第一の武勇の士」か、「積悪の罪人」か――。大胆な推理を加え、新たな源平時代を描き出す歴史巨篇!平家物語の中に「源家」という呼称が出てくるのはあまり知られていない。源氏にもかつて、平清盛一族と並び称されるほど栄華を誇った家門があった。「多くの罪なき者を殺す」と世に怖れられた、八幡太郎こと源義家の一族である。義家は父・頼義とともに奥州の厳しい戦いを乗り越え東国を平定、武者としての名声と武功を高めていく。その力を怖れた朝廷は、義家一門を陥れるための謀略を進める。義家に反発する弟の賀茂二郎義綱と結び義家を罠にかけ、一族の血で血を洗う暗闘により源家は悲劇の結末を迎える。だが義家の三男・義忠は、源家の栄光を取り戻すべく平正盛の娘を妻に迎え、嫡男の烏帽子親を務めていた。その嫡男こそ、平清盛の養父となる忠盛だった。実は義家の母も平家の娘だった。義家の父・頼義は一門を興隆させるため平家の力を借りていたのだ……。