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「プリンス・トクガワ」の欧州紀行 幕府を背負った慶喜の弟・昭武がみたパリ万博

YAMAKAWA SELECTION

出版社名 山川出版社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-634-42421-0
4-634-42421-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 203,9P 19cm

商品内容

要旨

親善大使の先駆けとなった少年昭武のパリ万博体験記。将軍名代として14歳で外交デビューへ。渋沢栄一ら随行員の陰謀や葛藤、パリを舞台にした薩摩藩との駆け引き、大政奉還でやむなく帰国するまでの激動の日々を描く!

目次

序章 親善大使、徳川昭武(大君の弟
万国博覧会 ほか)
第一章 フランスへ(旅立ちのとき
出帆、初めての外国へ ほか)
第二章 フランスにおける昭武(ツーロン、リヨンをへてパリへ
ナポレオン三世に謁見 ほか)
第三章 ヨーロッパ巡歴(滞在費に窮す
スイス訪問 ほか)
第四章 故国の政変(大政奉還
帰国を決意 ほか)

出版社・メーカーコメント

15代将軍徳川慶喜の弟・昭武は 数え14歳で将軍名代としてパリ万博に参加し、親善大使として約1年半、ヨーロッパ各国を巡行した。異国の文化と生活に驚異の目をみはった少年の新鮮な体験と、渋沢栄一ら随行員の陰謀や葛藤、パリを舞台にした薩摩藩との駆け引き、大政奉還でやむなく帰国するまでの激動の日々が描かれる。−−−−−〈目次〉 序章 親善大使、徳川昭武 第一章 フランスへ 第二章 フランスにおける昭武 第三章 ヨーロッパ巡歴 第四章 故国の政変

著者紹介

宮永 孝 (ミヤナガ タカシ)  
1943年生。富山県高岡市出身。早稲田大学大学院文学研究科英文学専修博士課程単位取得満期退学。文学博士。現在、法政大学名誉教授。日本洋学史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)