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罪の仇花 文庫書下ろし/長編時代小説 峰打ち同心千坂京之介事件帖 2

光文社文庫 に25−2 光文社時代小説文庫

出版社名 光文社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-334-10731-4
4-334-10731-1
税込価格 880円
頁数・縦 312P 16cm

商品内容

要旨

定町廻り同心の千坂京之介は、思い交わす志乃の兄で、同心仲間の貝原和馬に呼び出される。紙問屋の主から三百両を持ち逃げした後添えと手代を捕まえる手助けをしてほしいというのだ。しかしその直後、和馬は医者の妻殺しの嫌疑をかけられる。真相を解く鍵は、和馬が早朝立ち寄った“女湯”にあった―。“華のある”同心ヒーローの活躍を描く人気シリーズ第二弾!

出版社・メーカーコメント

’“華のある“同心ヒーロー”千坂京之介の活躍を描く第2弾。水死体となって発見された男に、高利で金を貸していた老女・おたき。おたきに「犯人を見つけ、貸した金を回収してくれ」と懇願された京之介は、男の伯父とその女房に目を付ける。女房の「人に知られたくない」過去、そして、老女の「隠された」顔とは? 江戸の欲望と人情が交錯する痛快時代小説!

著者紹介

西川 司 (ニシカワ ツカサ)  
1958年、北海道函館市生まれ。放送作家、脚本家として活動する傍ら、講談社児童局から自伝的小説『ひまわりのかっちゃん』を刊行、韓国や台湾で翻訳書も出版される。また、第34回横溝正史ミステリ大賞最終候補の作品「テロルの口笛」は、後に『異邦の仔』として講談社から単行本で刊行され、実業之日本社で文庫化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)