• 本

病案本 4

プレアデスプレス

出版社名 すばる舎
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-7991-1209-0
4-7991-1209-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 349P 19cm
シリーズ名 病案本

商品内容

要旨

大晦日、賀予は謝清呈と謝雪が住むところへ押しかけた。ともに年を越していると、謝清呈の元妻が訳ありな様子でやってきた。映画撮影スタジオで九死に一生を得て、謝清呈の隠された真実を知った賀予は謝清呈に最低限の敬意を払おうとしていた。しかし元妻の出現に心を乱す謝清呈を見て、苛立ってしまう。暴力的な口論の中、賀予と謝清呈は昂った感情のままに…。そして、賀予はついに自分の気持ちの正体を悟るのだった。その後、賀予は謝清呈から謝雪が病に倒れたことを知る。原因は成康精神病院で犯人に飲まされた薬ではないかと疑い、調査を始める謝清呈と賀予だったが…。

出版社・メーカーコメント

連載を追っていた読者を阿鼻叫喚の渦に巻き込んだ、陰謀うずまくスペクタルサスペンスBL。装画、挿絵は大人気イラストレーターyoco氏が担当。yoco氏に「早く原稿をください(私が読みたいので)」と言わしめた中毒性の高い作品です。巨大製薬会社の御曹司である19歳の賀予(ハーユー)は、世界に4人しか患者がいない特殊な精神病を患っている。彼が幼少の頃、賀予専属の医師として賀家に雇われていたのは13歳年上の謝清呈(シエチンチョン)。謝清呈の妹、謝雪(シエシュエ)が滬州(こしゅう)大学芸術学部で教鞭をとることを知り、賀予は中国に戻り、滬州大学に入学した。32歳になった謝清呈とは顔を合わせたくなかった賀予だが、謝雪の寮で数年ぶりの再会を果たす。何かと反発し合う2人だが、とある事件を契機にかつての医師と患者としての関係性を意識していく。新たな事件に巻き込まれる2人だったが、19年前の謝兄妹の両親の交通事故死の真相に迫り……。第101章〜第130章、第71章〜第130章までの作者コメント収録

著者紹介

肉包不吃肉 (ロウバオブーチーロウ)  
中国人作家。壮大な世界観の中での愛憎、嫉妬、焦り、怒りなど細やかな心理描写、陰謀、欲望が渦巻くストーリー展開を得意としている
呉 聖華 (ゴ セイカ)  
中日翻訳家。『千秋』(日販IPS)、『人渣反派自救系統』(すばる舎)など話題の中華BL作品を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)