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クリア・リーダーシップ 組織における協働維持を実現するパートナーシップ・スキル

出版社名 小学館
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-09-389819-5
4-09-389819-7
税込価格 4,180円
頁数・縦 415P 21cm

商品内容

要旨

リーダーシップ論のトップランナー、ジャーヴァス・R・ブッシュ氏のベストセラー、待望の邦訳。

目次

序章
第1章 対人関係のわだかまりはどこから来て、組織に何をもたらすのか
第2章 「組織学習」を生む会話〜ラーニング・カンバセーション パート1
第3章 「クリア・リーダーシップ」の基礎〜自己分化
第4章 経験の四つの要素〜経験のキューブ
第5章 経験に気づく自己〜その瞬間その瞬間の自分の経験を知る
第6章 経験を言い表す自己〜あなたに「私」を知ってもらえるようにして、わだかまりを減らす
第7章 好奇心を向ける自己〜他者の経験を明らかにする
第8章 肯定する自己〜パートナーシップの好循環を構築する
第9章 「組織学習」を生む会話〜ラーニング・カンバセーション パート2
結論〜協働的な組織を維持、実現するために
付録 組織における「クリア・リーダーシップ」の影響に関する研究

出版社・メーカーコメント

世界的ベストセラー本、待望の邦訳!  世界7か国語に翻訳されている、リーダーシップ論のベストセラー『クリア・リーダーシップ』の日本語版。協働型組織を維持するために、リーダーに必要とされるスキルとは?長年にわたる学術的研究や組織のコンサルタントとしての経験をもとに、私たちが日常的に行っている経験と意味づけのプロセスがいかに協働を阻んでいるのか、また真のパートナーシップを構築するにはどうすればいいのかを、豊富なストーリー事例と併せて解説。「クリア・リーダーシップ」スキルに大切な「4つの自己」を中心に、お互いの経験を明快にする対話「ラーニング・カンバセーション」のやり方、またそれぞれのスキルを習得するための23のエクササイズがあり、読んで実践できる内容です。社会構成主義や社会構築主義をベースに、ボーエンの家族システム理論から、組織ダイナミックスのオシュリー、アージリスやショーン、アプリシエイティブ・インクワイアリーなど、様々なアプローチが組み合わされた「パートーナシップ構築を実現する」リーダーシップのアプローチを展開。なお、「対話型組織開発」を実践するための基礎スキルが「クリア・リーダーシップ」、と著者は位置づけている。  【編集担当からのおすすめ情報】  著者は、2017年イギリスのHR Magazine誌で「最も影響力のあるHR思想家10人」に選ばれたこともある、リーダーシップ論のトップランナー。「クリア・リーダーシップ」は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科EMBAプログラムで、2021年よりリーダーシップのクラスの一環として授業が行われています。「あの上司(同僚、部下)の言動は、そういうことだったのか!?」と、膝を打つ内容も随所にあり、また”世界中の何万人もの人々が、仕事や私生活での行動を劇的に変えるのに役立った”(著者のHPより)とあるように、仕事関係のみならず、家族、友人といった人間関係にも応用できるところが興味深いところ。

著者紹介

ブッシュ,ジャーヴァス・R. (ブッシュ,ジャーヴァスR.)   Bushe,Gervase R.
カナダ・バンクーバーにあるサイモンフレーザー大学のビーディースクールオブビジネスでリーダーシップと組織開発の教授を務める。組織変革や組織開発の分野で著者としても多くの賞歴を持ち、教鞭を取る傍ら、世界中の企業や一般向けに定期的に講演も行っている。リーダーシップ・トレーニングを開発し、「クリア・リーダーシップ」モデルやスキルを教える資格認定を提供し指導者を育成する会社、クリア・ラーニング社の社長でもある。世界の5大陸でマネジャーやコンサルタントのトレーニングを行っている。また、対話型組織開発のコンセプトを構築、発展させたことでも広く知られており、マネジャーやチェンジ・エージェントを大賞に、コンサルティングを行っている。2017年、英国のHR Magazine誌において、「最も影響力のあるHR思想家10人」に選ばれる
ズート鈴木 淑子 (ズート スズキ ヨシコ)  
アメリカ・ミネソタ大学ツインシティーズ校人間環境学部家族社会学科卒業後に、イギリス・ロンドン大学バークベック校にて組織心理学の修士号取得。アメリカ・NTL(National Training Laboratory) Institute for Applied Behavioral Scienceメンバー。クリア・リーダーシップ認定トレーナー。リーダーシップ開発、チームコーチング、組織開発など、エグゼクティブ対象のコーチング、企業研修、そしてコンサルティングなど職務心理士として国際的に活躍。慶應義塾大学大学院経営管理研究科EMBAプログラムでクリア・リーダーシップ(2021年〜)と経営戦略分析ツールのクラス(2025年〜)などを担当。また、フランス・パリ大学サクレー校において経営学の博士号のため論文執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)