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人事・HRフレームワーク大全 組織内の“見えない問題”を言語化する

出版社名 すばる舎
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-7991-1323-3
4-7991-1323-2
税込価格 4,950円
頁数・縦 754P 21cm

商品内容

要旨

問題を解決する「道具」としてのフレームワーク83。単なる図解とは違う学術研究に基づいた現場で役立つ考え方のヒント。

目次

基礎編 人事・HRのフレームワークを知る(リーダーシップとマネジメント
組織内の影響力と意思決定
モチベーションと目標設定
職務設計と従業員行動
組織文化と社会化
キャリア開発と組織の適合性
ストレス、健康、ウェルビーイング
組織学習と変革
個人特性と能力)
応用編 人事・HRのフレームワークを使う(ケース1 繁忙期における負荷を、個人と組織の両面でケア(JD‐Rモデル×セルフ・コンパッション)
ケース2 老舗メーカーのDXを牽引するリーダー(変革型リーダーシップ×組織文化の構造×基本的欲求理論)
ケース3 新たなマネジメントでチームが一皮むける(スキルモデル×ジョブ・クラフティング×組織市民行動)
ケース4 経営層を動かすための多面的アプローチ(上方影響力×メディアリッチネス×組織的公正)
フレームワークの使い方と注意点)

出版社・メーカーコメント

●本書では「人と組織の問題」に関するさまざまなフレームワークを紹介します。「この事象が起きてくる原因は何か」「この問題は一体どう捉え、解決すればいいのか」といった問いに対して、フレームワークは考える枠組みを提供してくれます。各フレームワークについて、理論的背景から具体的な活用方法をわかりやすく解説するとともに、現場で応用しやすいように具体的な事例や演習問題も盛り込んでいます。●人と組織の問題の難しさは、その「見えにくさ」にあります。「若手社員の定着率が低い」という事象一つとっても、その背後には複雑な要因が絡み合っています。このような問題に対して、私たちはどうアプローチすればよいのでしょうか。ビジネス現場では、問題解決のフレームワークがよく活用されます。マーケティング領域であれば4P分析、戦略領域であればSWOT分析など、各領域においてフレームワークが存在し、広く用いられます。不思議なことに、人と組織の問題に関しては、フレームワークの活用があまり進んでこなかったのです。しかし実は、人と組織の問題に関しても、学術研究の積み重ねの中で、有効性が実証されてきた数多くの有用なフレームワークが提案されています。●フレームワークの真価は、それを使うことで「何を議論すべきか」「どの要素に着目すべきか」が明確になり、生産的な対話が可能になることにあります。重要なのは、フレームワークとは、問題解決の「レシピ」ではなく、問題を整理し、解決の糸口を見つけるための「道具」であって、それ自体が解決策を与えてくれるわけではないことです。フレームワークを使えば自動的に答えが見つかるという期待は、むしろ危険です。本書で紹介するフレームワークを通じて人や組織の問題を整理し、対話を重ね、最適な解決策を見出していくためのヒントがわかります。【目次】1.リーダーシップとマネジメント/2. 組織内の影響力と意思決定/3. モチベーションと目標設定/4. 職務設計と従業員行動/5. 組織文化と社会化/6. キャリア開発と組織との適合性/7. ストレス、健康、ウェルビーイング/8. 組織学習と変革/9. 個人特性と能力

著者紹介

伊達 洋駆 (ダテ ヨウク)  
株式会社ビジネスリサーチラボ代表取締役。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)