南方熊楠の神社合祀反対運動 自然をいかに捉えたか
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2025年10月 |
ISBNコード |
978-4-7664-3051-6
(4-7664-3051-4) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 351,4P 20cm |
商品内容
要旨 |
森羅万象すなわち曼陀羅。熊楠はなぜ、神社合祀に抗ったのか―。粘菌の採集から、大日如来が関係する宇宙まで、熊楠の知と信が融合する、壮大な思想的軌跡。 |
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目次 |
序章 南方熊楠の生涯―神社合祀反対運動とは何だったのか |
出版社・メーカーコメント
森羅万象すなわち曼陀羅熊楠はなぜ、神社合祀に抗ったのか−−。粘菌の採集から、大日如来が関係する宇宙まで、熊楠の知と信が融合する、壮大な思想的軌跡。明治後期、国家神道を基盤に進められた神社合祀政策。その時、熊楠はなぜ社叢と祭祀の喪失に激しく抗したのか−−。熊楠の神社合祀反対運動は、たんなる自然保護活動ではなかった。その抵抗の背後にあったのは、森羅万象を曼陀羅と捉える熊楠独自の世界観だった。神社合祀反対運動の全容をあきらかにし、西洋科学と真言密教、神智学を融合させた熊楠の思想の核心に迫る。