• 本

無数の言語、無数の世界 言葉に織り込まれた世界像を読み解く

出版社名 みすず書房
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-622-09777-8
4-622-09777-X
税込価格 3,630円
頁数・縦 292,24P 20cm

商品内容

要旨

空を指して時刻を語り、「右」や「左」がなく、匂いを抽象的に精密に語る。世界の見方がどれほど異なりうるかが世界中の言語を通して見えてくる。

目次

第1章 未来はあなたの背後にある―時間
第2章 西に曲がって―空間
第3章 あなたのキョウダイは誰?―人やモノのカテゴリー
第4章 グルー色の空―色と匂い
第5章 砂漠の氷―自然環境への適応
第6章 発話を見る―対話と文法化
第7章 「nose」は鼻音から始まる―音と意味のつながり
第8章 ○○に目がない?―文法の普遍性と相対性
終章

著者紹介

エヴェレット,ケイレブ (エヴェレット,ケイレブ)   Everett,Caleb
マイアミ大学人類学部教授、同学部長を経て、現在、デラウェア大学教養学部教授、同学部長。専門は人類学・言語学。言語と非言語的な認知・文化・環境の相互作用に関心を持つ。父は『ピダハン』(屋代通子訳、みすず書房、2012)の著者のダニエル・L・エヴェレット。幼少期に宣教師の父とともにピダハン族の村で過ごした。2023年、本書で米国出版社協会の学術出版賞The PROSE Awardを受賞
大久保 彩 (オオクボ アヤ)  
翻訳者。東京大学大学院総合文化研究科修了。修士(文化人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)