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流離人のノート

出版社名 金子書房
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-7608-2700-8
4-7608-2700-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 301P 19cm

商品内容

要旨

自分を知る人が誰もいない場所に逃げ出せるなら、どこでもよかった。そんな理由で始まった、足かけ三十年以上にわたる、旅から旅への日々。鞄にはいつも、旅のさなかに起きた出来事と、出会った人々との記憶を書き留める、紙のノートが入っていた。刻々と移りゆく世界を記録し続けたページから立ち現れる、旅の断章。『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞した著者による、追憶の紀行短篇集。

目次

1(キャパの本を鞄に入れて
砂漠の街の先生 ほか)
2(青き氷河の底へ
無人島での日々 ほか)
3(崩落、泥濘、回り道
巡礼の街、修行の街 ほか)
4(片道一時間の旅
渡されたバトン ほか)

著者紹介

山本 高樹 (ヤマモト タカキ)  
著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、インド北部のラダックを中心としたチベット文化圏に長期滞在して取材を敢行。以来、この地域での取材をライフワークとしながら、世界各地を飛び回る日々を送っている。『冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ』(雷鳥社)で第6回「斎藤茂太賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)