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移民/難民の法哲学 ナショナリズムに向き合う

出版社名 白水社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-560-02481-2
4-560-02481-2
税込価格 2,530円
頁数・縦 199,23P 19cm

商品内容

要旨

ネーションに基づく集団的自律はどこまで擁護可能か?社会的包摂の望ましいあり方とは?経済的利益と排外感情に引き裂かれる外国人移民問題の論点を整理し、処方箋を提示する試み―

目次

第1章 ネーションの法哲学―リベラル・ナショナリズムの再定位(リベラル・ナショナリズムとは何か
ネーション論の拡散 ほか)
第2章 移民正義論を考え直す―開放国境論の正否(移動と帰属―移動するエリートたちの悲哀
移動は権利である―開放国境論 ほか)
第3章 同じ社会のメンバーとは誰か(国境の正当化―デモスの範囲をめぐって
平等論からメンバーシップを考え直す ほか)
第4章 移民正義論の試練(難民をいかに受入れるべきか
不法移民をどうすべきか)
第5章 外国人労働者と多文化共生―シンガポールの教訓(シンガポール統合の光と影
階層化される外国人労働者 ほか)

出版社・メーカーコメント

経済的利益と排外感情に引き裂かれる外国人移民問題の論点を整理し、処方箋を提示する初めての試み。移民正義論からのアプローチ。

著者紹介

横濱 竜也 (ヨコハマ タツヤ)  
1970年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、静岡大学学術院人文社会科学領域教授。専門は法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)